本を読んだって人生は変わらない:本を活かすための3つのステップとは

本を読んだって人生は変わらない:本を活かすための3つのステップとは

人生をもっと良くしたい!と思っていますよね?そのために、あなたも自己啓発本を読んだことはあると思います。しかし、「良い本だった」「役立った」と感じたとしても、その後、実際にその知識を日常生活や仕事に活かせていますか?多くの人が本を読むだけで終わらせてしまい、行動に移さないために、本当の意味での成長や変化が見られないのが現実です。では、どうすれば読んだ本から得た知識を実践に移せるのでしょうか。


こんにちは、
Life Quest Allianceの福永です。

現在、私は「7つの習慣・実践会ファシリテータ養成講座」のサポートを担当しています。
この講座は、認定ファシリテータとして「7つの習慣・実践会」を主催できるように育成するプログラムです。
受講生には、実際のファシリテーションを練習する多くの機会が提供されます。
『7つの習慣』の書籍は多くの方が以前から読んでいますが、実践に移してみると、自分の未熟さに気づく瞬間が多いことに驚かれる方も少なくありません。


多くの人が自己啓発本を読む一方で、その内容を実際に行動に移すことは少ないのが現実です。
その背後にはいくつかの理由が考えられます。

  • 著者と自分の置かれている環境が一致しない
  • 自分には難易度が高すぎる
  • 内容が平凡で、取り組む価値を感じない
  • 他の本を読むことに時間を費やしたい
  • 単純に面倒だと感じる
    など

自己啓発本は、著者の成功体験を一般化してまとめたものであり、それぞれの読者の個々の状況に合わせては書かれていません。
そのため、自分には関係ないとか、自分の環境では実践できないと感じがちです。
さらに、内容が広く一般的であればあるほど、「大したことない」と感じてしまうこともあります。
しかし、そのような状態で終わらせてしまうと、せっかく費やした時間とお金が「読んだ」という単なる満足感で終わってしまいます。
知ることと行うことは、別々のことのようでいて実は同じことです。
これを「知行合一」と言い、知識は行動の始まりで、行動がその知識を完成させると言われます。
つまり、行動が伴わない限り、その知識は未完成のままとなるのです。

では、どうすれば本の内容を実践に移せるでしょうか?

以下に、本から得た知識を実際に実践するための具体的なステップを紹介します。

1.気になる1行を見つける

全てのページを読む必要はありません。
今のあなたにとって必要な箇所だけをピックアップして読むのが効率的です。
たとえ一行でも、その知識があなたの人生にプラスの影響を与えるなら、その本に投資した時間とお金は十分に報われます。
とはいえ、理想的には、3箇所以上の有用な情報を見つけられると良いでしょう。

2.自分事に落とし込む

自己啓発本は著者の独自の経験と知識に基づいています。
そのため、そのまま適用すると効果が出ない場合もあります。
著者のアドバイスを自分の状況に合わせてカスタマイズし、どのようにその知識を活用できるかを考えてみましょう。

3.実際に行動する(これが一番大切)

知識を自分の状況に適用できたら、次は実際に日常の中で行動を起こしてみてください。
行動することで、必ず何らかのフィードバックが得られます。
成功も失敗も、それはただのフィードバックです。
失敗と感じたとしても、それは「まだできていない」だけであり、改善点を見つけて再挑戦することで、徐々にスキルが向上し、人生にポジティブな変化がもたらされます。

行動によって得られるフィードバックは、本から得た知識に新たな深みを加え、さらなる行動へとつながる循環を生み出します。
だからこそ、本を読んだ後は、少なくとも一つのアクションを起こしてみてください。


「7つの習慣・実践会」は、単に『7つの習慣』を読むだけでは得られない、実践による成果を追求するプログラムです。
この実践会は、参加者が『7つの習慣』を具体的に日常に取り入れるためのワークショップと自己宣誓を通じて、その実践を強力にサポートしますが、実は一番勉強になるのは実践会を開いているサポーター自身です。

ファシリテータ養成講座の開催は年に2回あり、現在第10期生を募集しています。
第10期から「7つの習慣エグゼクティブ大學校」と名称も新たに変わります。

私はこの養成講座が人生の転機となり、会社員から独立するに至りました。
あの時この講座を受講していなければ、今もただ忙しく働く毎日だったでしょう。
あなたも『7つの習慣』を学び実践する仲間になり、人生の転機を経験してみませんか?

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