クレジットカード決済が利用可能になりました

今、ビジネスオーナーを目指している会社員の方とコーチングを行っています。
コーチングを始めた当初は今年中に独立できたらよいくらいな感じでした。
しかし、先週のセッションで進捗を聴いていみると、予想外の展開になっていました。

ところで、コーチング料金の支払いにクレジットカードが使えるようになりました。
決済代行サービスはいろいろありますが、今回利用することにしたのはStripeです。

いくつか比較をしていく中で結局Stripeにしたわけですが、いろいろなサイトで最安値と書かれていますが、実はそうではないこともわかりました。
今後比較をする人もいるでしょうから、他ではなぜかあまり書かれていない部分を、もう一つの決済代行の雄PayPalと比較しながら記しておきます。
（2023/02/16時点のもの）

基本手数料

まずは基本的なところから。

初期費用：両方とも無料
月額利用料：両方とも無料
決済手数料：ここに差がある！（国内標準レート）

Stripe：3.6%
PayPal：3.6% + 40円

引出手数料：ここにも差がある！

Stripe：0円
PayPal：5万円以下は250円/件、5万円以上で0円

これだけ見ると、確かにStripeの方が安いですね。

サブスクリプション利用料

近年流行っているサブスクリプション。
ここについて書かれてあるサイトはあまり見つけられませんでしたが差があります。

Stripe：+0.5%/件
PayPal：3.6% + 40円（通常と同じ）

Stripeは通常の3.6%に+0.5%が必要なので、手数料が4.1%になります。
最近変わったのかもしれませんが、この+0.5%について触れているサイトは少ない気がします。
さらに、この0.5%には消費税もかかります。
これを考慮して単純計算すると商品単価が7,300円くらいを超えるとPayPalの方が１件あたりの手数料は安くなります。

消費税計算

Stripeは顧客の住所から消費税を自動計算してくれるStripe Taxを開発しています。
そしてこれにも手数料が0.5%かかります。
自分で開発をするCheckout機能を使えばTax Rateという無料の固定税率が使えるようですが、Payment LinksなどはStripe Taxを利用する必要があります。

自動計算をしない（Stripe Taxを使わない）選択もできますが、そうするとStripeから発行される領収書に消費税が明記されません。
つまり、適格請求書としては認められないものになりますので、2023年10月から始まるインボイス制度に対応できなくなります。

ということで、この消費税自動計算まで含めるとサブスク利用時の手数料は4.6%になり、商品単価が3,700円くらいでPayPalの方が安くなります。
（サブスクじゃない場合は7,300円くらい）

結論

日本で売る、高額商品を扱うという場合は、PayPalの方が手数料は安そうです。
（断定しないのは実際に売上を確かめたわけではなく、ドキュメントやサポートに問い合わせて比較した結果のため）

お得情報

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冒頭のクライアントさん、すでにある事業を買って今の会社の退職まで決めたと報告されました。
あまりに早い展開で私の方が驚いてしまいましたが、エンジンがかかればパワーのある人なので、コーチングをうまく使っていただけたのかなと嬉しく思います。
金持ち父さんのクワドラントでいうと右側にシフトしましたね。
すばらしい。うらやましい。

それでは、また次回。