誰かに何かをされたときに、ついイラッとしてしまうことってありませんか?
私はあります。
そんな時に心がけていることは、それが「関心の輪」の出来事なのか、「影響の輪」のことなのかを考えること。
「関心の輪」と「影響の輪」は『7つの習慣』に出てくる言葉で、それぞれ以下のように定義されています。
- 関心の輪:懸念することから興味のあることまで、広くさまざまな関心事
- 影響の輪:自分でコントロールでき、影響を与えられるもの
これに当てはめて考えると、大体は「関心の輪」の出来事が多いです。
『7つの習慣』では、以下のように述べています。
自分ではコントロールできない問題の場合には、その問題に対する態度を根本的に改める必要がある。
自分にはどうしようもない問題の場合は、「これは関心の輪、関心の輪」と心の中で唱えます。
そうすると、案外気持ちの整理が付きます。
イラッとする相手にその場で自分の正しさを説いても、あまり効果を発揮しません。
なぜなら、相手も自分が正しいと思っていたり、それを行う(言う)権利があると思っていたりします。
非難されたように感じると「自分は正しい」と主張したくなるのが私たち人間の心理です。こうなってしまうと「こっちだって金を払っている」「道路は誰のものでもない」など、さまざまな主張で正しさを認めさせようとする可能性が高くなります。
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イラッとする相手を論破し、自分の正しさを認めさせることが目的でないのであれば、無駄な時間とエネルギーを使う必要はありません。
もちろん、なんでも譲歩すべきというわけではなく、闘うべきときは闘うべきです。
ただ、あくまでもそれは最終手段として、自分が欲しい結果にフォーカスするのが良いでしょう。
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