思考の種を植える:あなたはどんな思考を選ぶのか

思考の種を植える

誰もが、嫌な出来事や人間関係のトラブルに直面したとき、そのことが頭から離れなくなることがあります。
上司の叱責、同僚の皮肉、友人との口論、子どもの反抗期など。
これらの状況に直面すると、私たちはその出来事を繰り返し思い返してしまいます。
相手への批判や皮肉、さらには復讐の感情まで湧き上がることもあります。

以下の記事にも書きましたが、こういうときは「関心の輪、関心の輪」と唱えて心を落ち着かせることもできます。

自分が影響を及ぼせるものに働きかける

しかし、時にはどうしても許せなくて「関心の輪じゃない!」と思うことも多々ありますよね。
私もよくあります。
分かってはいるけれど収まらない気持ち。
分かってはいるけれど、相手からされたことを延々考えてしまう。
どんなに理解していても、感情はそう簡単にはコントロールできないものです。

一方で、他人が困難な状況に直面しているときは、私たちは客観的にその状況を観察することができます。
そこで気づくのは、どれだけ相手に対してネガティブな感情を抱いても、それが相手に伝わらなければ状況は何も変わらないのだということ。
実際には、自分の心の中でネガティブな感情の種を蒔き、それを自分の中に育てているだけなのです。

「ポジティブに考えよう」「ポジティブなことを考えよう」とよく言われます。
これは自分に対してだけでなく他人に対しても当てはまります。
他人に対するネガティブな感情は、最終的には自分自身の心を形成する要因となるからです。

思いの種を蒔き、行動を刈り取る。行動の種を蒔き、習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取る。人格の種を蒔き、運命を刈り取る。

『7つの習慣』

他人の不幸を願えば、その不幸は最終的に自分に降りかかります。
逆に、他人の成功を心から願えば、その成功のエネルギーは自分にも流れ込みます。
このように考えると、困難な状況に直面しても、自分の反応を意識的に選ぶことが大切だと気付かされます。

他人がそういう状況の場合に気づくように、自分に対しても気づきを得ることが大切です。
感情的になっている間は難しくても、ふと気づいた時にその感情を手放す選択をしましょう。
しかし、言うは易く行うは難しです。
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