イライラ、ムカムカ、ウジウジ、その生きづらさの原因はもう不要かもしれませんよ

あなたは日常に生きづらさを感じていませんか?私たちの行動や感情は、幼少期に形成したビリーフ(信念)から大きな影響を受けています。しかし、時にはこのビリーフが私たちを制約し、生きづらさを感じさせることも。あなたの周りに不機嫌や怒りっぽい人はいませんか?また、自分自身が日々何かに生きづらさを感じているとしたら、それはもしかすると幼少期のビリーフが関与しているかもしれません。この問題に向き合うための第一歩として、今回のニュースレターではビリーフの見つけ方とその取り扱いについて考察します。


皆さん、こんにちは。
Life Quest Allianceの福永です。

先日、私はNLPの大学院と称されるヘルス・サーティフィケーション・トレーニングで一緒に学んだ仲間との勉強会に参加しました。
テーマは「ビリーフ」です。

皆さんはビリーフという言葉を耳にした時、何を思い浮かべますか?
多くの場合、これは信念や価値観と定義されますが、自己啓発や心理学の世界ではしばしば制限になるビリーフ、つまりネガティブな要素として語られます。
しかし、ビリーフ自体は善悪のラベルを付けるものではありません。
なぜなら、一般的には否定的なビリーフだと認識されていても、その人にとっては自分を守るための手段として形成されたものだからです。

あなたの周囲には、常に不機嫌な人、短気な人、ネガティブな発言を繰り返す人、あるいは愚痴をこぼしてばかりいる人はいませんか?
あるいは、上からモノを言う人、言うことがコロコロ変わる人、または何を考えているのか読み取れない人、何度指示しても行動しない人などもいるかもしれません。

これらの人々は、周りにいる私たちにとっては時として迷惑な存在かもしれません。
特にその人が上司、部下、同僚、あるいは家族のように、容易に距離を置けない場合、我慢しながら関わっているかもしれません。
しかし、このような人たちの行動パターンも、それ自体が彼ら自身を守るためにビリーフとして形成されたものなのです。
(もちろん、それが他人に迷惑をかける行動であることに変わりはありませんが)

ビリーフが初めて形成された時点では、それはその人を守るためのものでした。
しかし、そのビリーフが現在でも必要とされるかどうかは、必ずしも明確ではありません。

ビリーフの形成は主に7歳までに進行します。
この時期、子供は生き抜くための戦略として「親に愛される」ことを重視し、親や兄弟から大きな影響を受けます。
「どうすれば親の注意を引きつけられるのか?」「どうすれば兄弟と一緒に遊べるのか?」といった疑問から、相手を意識したビリーフが形成されます。
時には愛されるために従順になったり、負けないために攻撃的になったり、危険を避けるためにネガティブになったりする。
すべては、その状況で自分がどう生き抜くかを模索しながら、徐々にビリーフが形成されていきます。
その後、思春期に憧れの人物から影響を受け、社会に出るまでの人間関係を通じてビリーフが確立します。

ビリーフが形成される幼少期には、自分の周囲で起こるさまざまな事象に対処する方法を身につけていないため、その状況を受け入れざるを得ません。
しかし、大人になった現在、そのビリーフはもはや不要であることが多いものです。
もう自分を守る必要がない状況かもしれませんし、たとえそうであっても、幼少期よりも適切に対処できるはずだからです。
すでに不要となったビリーフは、私たちの生活を単に制約するだけで、生きづらさを生み出す可能性があります。
このような状況にあるならば、そのビリーフは手放してしまう方が良いでしょう。


もし、あなたが現在、何か生きづらさを感じているなら、それはおそらく幼少期に形成されたビリーフが関与している可能性があります。
何かの出来事に対してイライラしたり、失望したりする感情が湧き上がることはありますか?
そのような瞬間、私たちはしばしば「◯◯すべきだ」という言葉を口には出さずとも使っています。
あなたが誰かや何かに対して「すべきだ」と感じている瞬間を探してみるとビリーフを見つけやすいでしょう。

ビリーフが見つかったら、「それは本当?」と自分に問いかけてみてください。

  • あなたは、そのビリーフから何を得ているのでしょうか?
  • 周囲の人があなたが思う「すべきこと」をやらなかった場合、あなたが受ける具体的な実害は何でしょうか?
  • そのビリーフは「現在」のあなたにとって、まだ必要なものでしょうか?
  • そして、そのビリーフを今後も持ち続けたいと思いますか?

最後の質問に「はい」と答えられるならば、そのビリーフを持ち続けても問題ありません。
ビリーフ自体が問題なのではなく、もはや役に立たなくなったビリーフを手放すべきだからです。

上記の自問自答を試してみるだけでも、自分のビリーフを客観的に見つめ直すことができ、必要でなければ手放すことができる方もいます。
しかし、長年にわたり持ち続けてきたビリーフを簡単に手放せない人も多くいます。
心理学のNLPでは、このビリーフに対するアプローチ法が多く存在しますが、先日の勉強会では、『7つの習慣』のインサイド・アウトのパラダイムがどのように人生を変えるかについての気づきを得ました。
これについては、少々長くなりましたので、次回のニュースレターで取り上げます。

こちらの参考記事もどうぞ。

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