「本当にやりたいこと」を決める価値観

「自己分析、自己理解に悩んでいますか？」多くのビジネスパーソンが日々、自分の価値観や真の目的を探しています。何故なら、自分を知ることは、効果的な仕事のスタイルや成功への道を見つけるカギとなるからです。しかし、多くの人が自己分析に迷い、結果として満足のいくキャリアや生活を手に入れることができません。そんな中、私が最近手に取った一冊の本が、この課題の解決のヒントを提供してくれました。

皆さん、こんにちは。
Life Quest Allianceの福永です。

皆さん、お盆休みはいかがお過ごしでしたか？
今年はお盆時期に台風の到来が重なり、旅行を取りやめた方も多かったのではないでしょうか。
台風の通り道になった地域にお住まいの方には、心よりご無事をお祈りします。

この期間、私は自己分析を深めるために、八木仁平さんの著書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』に取り組みました。
自分の価値観の再認識を通じて、今後の取り組みについて新たな方向性が見えたように感じます。

八木仁平さんは、たった3ヶ月で「やりたいこと探し」を実現する自己理解プログラムを提供しています。
本書は、そのプログラムを一冊にまとめたもので、非常に実践的です。

参考

やりたいこと探しコーチング「自己理解プログラム」- 自己理解プログラム

自己理解プログラム

八木さんは、「好きなこと」と「得意なこと」をかけ合わせたものが「やりたいこと」と説明し、さらにそれに「大切なこと」を加えることで、「本当にやりたいこと」になると仰っています。

ここでの「大切なこと」とは価値観のことで、一連の質問に答えるプロセスを通じて、自分にとっての重要な価値が明らかになります。
最終的に導き出した価値観に対してランキングを付ける際には、NLPの価値基準のワークを活用して順位付けを行いました。
その結果、今回出来上がった私の価値観ランキングがこちらです。

人格者である：正直で誠実であり、人を尊敬し、人に貢献する
信頼関係を築く：人を信頼し、信頼される人である
共創する：シナジーを創り出し、人の人生を豊かにする
原理原則を明らめる：物事の本質を見抜き活用する
職人である：常にプロとしての意識を持ち、すべての仕事を作品として仕上げる

下から順に上の価値観を支えるという構造で、とても納得のいくランキングになったと感じています。
そして、この中から「仕事の目的」を選ぶ過程で、私は3番目の「共創する」を選びました。

ちなみに、以前「価値観ゲーム」という価値観を探求するゲームを作成しました。
興味があれば遊んでみてください。

この後、「得意なこと」「好きなこと」を特定し、それらを組み合わせて「本当にやりたいこと」を明らかにします。
プロセスが進むにつれて、慣れていない人には一人ではやりづらいだろうなと感じました。
なかなか、自分では得意なこと、好きなことは見つけづらいものです。
私はコーチングのトレーニングを受けているため、なんとか書籍だけでやり遂げられました。
八木さんの自己理解プログラムでは専門のコーチが伴走し、自分自身を客観視するサポートしてくれるようです。
書籍での取り組みでは難しい方を、プログラムへ誘導する仕組みがとても参考になりました。

本書を取り組み終えた今、私の「本当にやりたいこと」が明確になりました。

「コーチングとコンサルティングをかけ合わせた課題解決手法を体系化し、他者に伝える」

私が楽天で働いていた時、「中小企業をエンパワメントする」という楽天市場のミッションが好きでした。
今でも、相手を支え、成功へと導くプロセスに情熱を感じています。
今回の自己分析を通して、原理原則をまとめて人に伝え、教わった人がそれを使って新たな価値を創り出すことにも強いモチベーションを感じることが分かりました。
こちらも今後探求しようと思います。

自分自身を一人で理解することは難しいものです。
他人からの視点でフィードバックを得ることが、自己理解の近道となります。
私が提供している「第１の創造から始まるコーチング」でも、まずはあなたの真の課題を掘り起こすことから始めます。
目標が見つけられない、漠然としている、これが本当にやりたいことなのだろうかと思われている方は、一度ご相談下さい。
フューチャーマッピングという創造的課題解決手法を使って、今あなたが真に取り組むべき課題を一緒に探求していきましょう。