「行動できない」から抜け出す!自分を変えるための心構えと実践法

行動したくてもできない理由は、能力が足りていないから?決してそうとは言いきれません。何が私たちの行動を阻んでいるのでしょうか?改めて『7つの習慣』を学び始めた視点から得た、行動できない自分を変える方法について考察しました。


皆さん、こんにちは。
Life Quest Allianceの福永です。

今週から、改めて『7つの習慣』を学び始めています。
ただ、単純に学ぶだけでなく、それらをクライアントの問題解決にどのように活用できるかを探求しています。

皆さんの中で、『7つの習慣』を読んだことがある方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
読まれた方は、どの習慣が現在の自分にとって最も役立っていますか?
最近お話しした方々の中では、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」のミッション作りが特に参考になったという意見が多かったです。
私自身は、第3の習慣「最優先事項を優先する」が最も参考になりました。


私たちが何か行動を起こそうと思いながらも実行できないとき、「能力」が足りないからだと考えることがあります。
「経験がないからうまくできない」、「行動力がない」、「自分が何をしたって変わらない」といった理由です。
しかし、いざ勇気を出して挑戦してみると、意外とできたと感じたことはありませんか。
仮にうまくいかなかったとしても、何かしらのフィードバックが得られたということは「行動」ができたからこそです。
つまり、「能力」が原因で行動を起こせないわけではありません。

では、何が私たちの行動を躊躇させているのかというと、それは「環境」です。
この環境には、自分が置かれている現在の状況、これまでの経験、知識、そして周りにいる人々も含まれます。

「経験がないからうまくできない」のではなく「やったことがない」という状況。
「行動力がない」のではなく「誰かが助けてくれるかもしれない」という期待。
「自分が何をしたって変わらない」のではなく「他人が変えるべきだ」という甘え。

仕事が忙しい、お金がない、あの人が邪魔だ、会社が悪い、社会が悪いなど、環境に起因する理由探しも、私たちを行動から遠ざけます。

自分一人が行動できないだけであれば、それは自分だけの問題で済みます。
しかし、環境が変わらないことに怒りを感じ、他人を批判し始めると、いつの間にか自分が周りにとっての邪魔者になってしまいます。

この世の中、自分ではコントロールできないことがたくさんあります。
「環境」もその一つです。
「環境」は悩むべきものでも、批判する対象でもなく、単なる「前提条件」です。
私たちは、その条件の中でどう行動するかが問われているのです。

『7つの習慣』では、このことを「影響の輪」と「関心の輪」として説明しています。

  • 影響の輪:自分でコントロールでき、影響を与えられるもの
  • 関心の輪:広く様々な関心事(懸念することから興味あることまで)

書籍では、「関心の輪にとどまっている限り、私たちはその中にある物事に支配される」と述べています。

『嫌われる勇気』などで注目を集めたアドラーは以下の言葉を残しています。

誰かが始めなければならない。
他の人が協力的ではないとしても、それはあなたには関係がない。
私の助言はこうだ。
あなたが始めるべきだ。
他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。

ーーアルフレッド・アドラー

「環境」は放っていても、あなたが望む通りには変わりません。
しかし、影響の輪に働きかけること、つまり、現在の「環境」という条件下で自分にできる行動を実行し、「環境」そのものに主体的に働きかけることで、あなたの望む方向に流れを作ることは可能です。

そして、行動することで能力が磨かれ、あなたのアイデンティティが形成され、それらが環境にも大きな影響を与え始めます。

社会が悪い、他人が悪い、生まれ育ちが悪いといったことは、単なる条件です。
その中で自分にできることを見つけ、たとえ小さな一歩でも踏み出すことで、あなたの世界は動き出すのです。


『7つの習慣』の第1の習慣がなぜ「主体的である」なのか。
それは、人生のミッションを作ることも、時間管理をすることも、他人から強制されたものでは意味がないからです。
仕事だから、義務だからという理由で行ったことに、あなたはどれくらいの価値を見出しているでしょうか?
それに対して、自ら進んでやりたいと思って行ったことの価値はどうでしょうか?

どの習慣があなたにとって役立ったとしても、それはあなたがその習慣を実践しようと主体的に思ったからです。

「あなたが始めるべきだ。
 他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。」

今日、あなたはどんな一歩を踏み出しますか?


7つの習慣・実践会は、単に皆で集まって『7つの習慣』を読み、感想を共有する読書会ではありません。
また、ファシリテータが教師のように『7つの習慣』を説く場でもありません。
実践会では、参加者一人一人が『7つの習慣』を自分の人生に適用し、日々の実践を通じて抱えている課題を解決していく場です。
実践会は1回約3時間で、月に1回行われ、全12回で1年間で完結します。

「そんなに長い期間かけるの?」と感じるかもしれません。
しかし、過去に1日や2日のセミナーで人生が劇的に変わった経験はありますか?
その時には何らかの役立つスキルを獲得したかもしれませんが、現在も継続的に活用していますか?
習慣や人生を変えるためには、実際には相応の時間が必要だということはご理解いただけると思います。

実践会に参加した方々は、「全ての人が実践会を受ければ社会がもっと良くなるのに」と感想を述べています。
こちらとしても、ただ受け手が来るのを待つのは依存状態なので、第1の習慣「主体的である」を実践すべく、実践会を主催する協会とともに、大学生や20代の若者を中心に実践会を広める活動を開始しています。

もし、あなたも人生に不安や悩みがあるなら、実践会を通じて『7つの習慣』に触れてみてください。時間をかけるだけの価値ある成果が得られるでしょう。
(ただし、真剣に取り組むことが条件ですが)  

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