おはようございます。Life Quest Allianceの福永です。
あなたは、報連相を普段どれくらい行っていますか?
「報連相」とは、報告・連絡・相談の略で、ビジネスにおいて仕事を円滑に進めるために欠かせない基本的なコミュニケーションの枠組みです。
部下が上司に対して、状況や進捗を正確に伝え、必要な相談をすることで、トラブルを未然に防ぎ、意思決定を迅速に行うことができます。
では、あなたが部下を持っていたとしたら、部下に対してどれくらい報連相を行っていますか?
「報連相」は上司から始めよ|循環型コミュニケーションのすすめ
報連相という言葉がはじめて使われたのは山種証券社長の山崎富治さんの『ほうれんそうが会社を強くする』だと言われています。
その中で、報連相は社員の努力目標ではなく、風通しの良い職場環境を築くためのもだとされています。
風通しの良い職場は下から上へ吹き上げるばかりではできません。
上から下、つまり上司から部下に対して報連相を行うことも必要になります。
なぜなら、部下にとって上司の報連相は、単なる情報提供ではなく、「判断基準そのもの」になるからです。
部下から上司への報連相が上司の「判断材料」だとしたら、上司から部下への報連相は部下の「判断基準」となります。
その基準が共有されていなければ、部下は何をもって報告すべきか、どこまで相談すべきかを判断できません。
その結果、報連相の質が低下し、チーム全体の生産性が落ちてしまいます。
実際、上司からの報連相は、次の3つの価値を生み出します。
- 判断基準が統一され迷いがなくなる
- 心理的安全性が高まり、相談しやすくなる
- 組織が自律分散で動くようになる
まず、判断基準が明確になると、業務にブレがなくなり、判断スピードが上がります。
部下は迷いなく意思決定ができ、指示待ちの時間が減るため、生産性が飛躍的に向上します。
次に、上司が積極的に自分の考えや方針を伝えることで、部下は「話しかけてもいい」「相談しても大丈夫」という安心感を持ちます。
これが心理的安全性の基盤となり、ネガティブな情報や問題の早期発見にもつながります。
さらに、組織が自律的に動くためには、いちいち上司の指示を待たずに行動できる環境が必要です。
判断基準が共有されていれば、部下は自らの判断で動けるようになり、マイクロマネジメントは不要になります。
では、上司から部下への報連相とは具体的にどのようなものでしょうか?
- 報告:方針や意思決定の内容、全体の進捗
- 連絡:ルール変更、スケジュール変更、外部環境の変化など
- 相談:委任する前に意見を聞く、現場からの提案を受け止める姿勢
拙著の中で「朝令暮改を是とする」と書いたことがあります。
これは、柔軟に方針転換することが組織の成長にとって重要だという意味です。
しかし、これが許容されるのは、上司が部下に日常的な報連相を行い、判断基準をきちんと共有しているからこそです。
報連相は、一方通行ではなく、組織の中で循環することが大切です。
そして、その循環は上司であるあなたから始める必要があります。
あなたの組織に、報連相の循環が生まれたらどんな変化が起きますか?
部下は迷わずに動き、相談が自然に生まれ、トラブルは未然に防がれ、あなたは細かい指示を出すことなく成果を出せるチームが築かれるかもしれません。
ぜひ、今日から「報連相の循環づくり」に取り組んでみてください。
それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。
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