壁を乗り越える選択の基準|1本4万円の値段と価値

壁を乗り越える選択の基準|1本4万円の値段と価値

タレントダイナミクス基礎研修

おはようございます。Life Quest Allianceの福永です。

先日、高校生の息子がジーンズを買いたいと言うので、家族で近所のリーバイスへ足を運びました。
普通のジーンズでもそこそこの値段はしますが、店員さんが持ってきたのは、職人のこだわりが詰まった4万円近くする一本。
高校生が自分のお小遣いで買うには、あまりにも高価な買い物です。
息子は鏡の前で、似合っている自分に満足しながらも、その価格を前に激しく葛藤していました。

壁を乗り越える選択の基準|1本4万円の値段と価値

「今の自分に、これを買う資格があるだろうか」
「今のうちの組織に、この高い目標を達成する力があるだろうか」

日々、孤独な決断を迫られる経営者の方や、上層部からの数字と現場の疲弊に挟まれる管理職の方は、常にこのような問いを自分に投げかけているかもしれません。
売上の停滞、優秀な人材の流出、そして次の一手が見えない閉塞感。
そんな時、私たちはつい「今できること」の延長線上で未来を描こうとしてしまいます。
しかし、その「堅実さ」こそが、実は成長を阻む最大の壁になっているかもしれません。

新しいシステムへの投資、優秀な人材の採用、新規事業への挑戦。それらを検討する際、多くのリーダーが「今の支払い能力」や「今のリソース」を基準に判断を下してしまいます。
しかし、今の自分にできる範囲で目標を立てることは、単なる「予定の確認」に過ぎません。
それは現状を維持するだけで、組織に劇的な変化をもたらすことはありません。

一方で、楽天をはじめとする急成長を遂げる組織は「できるかどうか」で判断していません。
重要なのは「それを手に入れたいかどうか」「その価値を信じているかどうか」という一点に尽きます。
自分たちの能力を遥かに超えた「どうしても成し遂げたい未来」を先に設定すると、脳はそれを実現するための情報を猛烈に探し始めるのです。

この仕組みを動かすエンジンとなるのは、常にリーダーの「達成したい」という純粋な欲求です。
「売上をあと20%上げなければならない」という義務感ではなく、「このプロダクトで業界の常識を塗り替えたい」という渇望。
その渇望があるからこそ、人材不足という壁にぶつかっても「打つ手は無限である」と信じ、採用プロセスの仕組み化や、既存スタッフのエンパワメントに本気で取り組めるのです。

もちろん、欲望のままに借金を重ねたり、他人に迷惑をかけたりするのは論外です。
それは自立した人のすることではありません。
大切なのは、決断した瞬間に「その価値に見合う自分になる」という決心をすることです。

高い買い物をするときも、値段で決めるのではなく、本当に欲しいかどうか、それにそれだけの価値を感じるかどうかで決める。
もし今その支払い能力がなければ、それを支払えるだけ稼げる自分になればいい。
そのための努力をすればいいだけのこと。

結局、誕生日も近かったので、逡巡する息子に今回は買ってあげるからと良いものを選ばせました。
10年も履けば、年間でわずか4,000円の減価償却、と勘定をしてしまう小さな自分にも気づきつつ、良い買い物ができたのではないかと思っています。

あなたの欲望からくる夢や目標はどんなものですか?

それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。


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