おはようございます。Life Quest Allianceの福永です。
「日本人は時間に正確だ」とよく言われます。
確かに、2〜3分間隔で正確に運行する山手線や、時間通りに動く人々の姿を見ると、そう感じるのも無理はありません。
海外から来日したセミナー講師が、「休憩時間の終了と同時に全員が席についているのは日本だけだ」と驚きを語っていたのを、今でも印象深く覚えています。
多くの国では、数分程度の遅れは許容される文化が根付いており、分単位で行動する日本人は際立って見えるようです。
しかし、日本人は本当に「時間に正確」と言えるのか?と思うこともあります。
時間を守らない日本人|本当の「時間に正確」とは?
一見すると、確かに日本人は時間を守ろうとしているように見えます。
しかし、よくよく観察してみると、日本人が守っているのは「開始時間」だけではないでしょうか。
たとえば、会議が予定時間を過ぎて長引くことは珍しくありません。
残業についても終業時間を守れていない状態とも言えるでしょう。
これは、日本人の「責任感の強さ」や「人のために頑張る精神」の裏返しでもあります。
議論や業務が終わるまでは席を立たない。
そんな真面目さが、時間超過を生む一因になっています。
加えて、村社会の名残ともいえる「同調圧力」が、それを後押ししている側面も否めません。
「終わり良ければ全て良し」と言いますが、こと「時間を守る」という観点で見たとき、会議の延長や残業は「終わり良し」とは言えないでしょう。
「終わらないから延長する」のではなく、「時間内に終える工夫をする」ことこそ、本来目指すべき姿ではないかと思うのです。
たとえば、会議中の雑談を減らしたり、議題をまとめ論点を明確にしておいたり、タイムキーパーを設けるような工夫も考えられます。
業務においても事前の準備と計画で残業を減らせることは、私自身も楽天時代に経験しており、その時に実践したことを著書にも書きました。
こうした小さな改善の積み重ねによって、会議や業務の時間内完了は十分に実現可能です。
もちろん、これらを行ったからと言ってすべてが計画通りに進むわけではありませんが、取り組む前と比べて残業や会議延長は大幅に減らすことができます。
そして、最も効果的な方法は、「時間が来たら終わり」にすることです。
なぜ私たちは、予定時間を超えても仕事や会議を続けてしまうのでしょうか。
それは、「終了時間を超えてでもやり通す」ことが良しとされている文化が根付いているからです。
つまり、運営側(会議のファシリテーターや職場のマネージャー)の責任でもあるのです。
「今日は、一部で持ち時間を超えた議論がなされため、すべての議題は扱えませんでした」と会議を打ち切る。
「残った作業は明日、集中して挽回してください」と言って帰す。
このように、時間が来たら潔く止める。
止めることで、最後まで終わらなかった原因を作った人たちは自省します。
この運営側の覚悟が、その場にいる全員の意識を変えていきます。
「どうすれば時間内に収められるか?」という思考が芽生え、終了時間を前提にした動き方へと自然とシフトしていくのです。
私たちは、開始時間だけでなく終了時間まで守ってこそ「時間に正確」と言えるのではないでしょうか。
今日、あなたも会議や業務の「終了時間」に、ぜひ一度意識を向けてみてください。
それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。
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