人の行動が理解できないと感じた時、実はあなたの強みが働いている|違いを活かすチーム作りのヒント

人の行動が理解できないと感じた時、実はあなたの強みが働いている|違いを活かすチーム作りのヒント

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おはようございます。Life Quest Allianceの福永です。

みなさん、大阪万博は行かれましたか?
最近は「万博ロス」が話題になっていますね。
閉会後の会場を見に行って、お別れを告げる人々の姿がニュースで取り上げられていました。
それを見たとき、私はふと「なぜわざわざ行くのだろう?」と思ってしまいました。

誤解のないように言うと、感傷的になる人々を否定しているわけではありません。
ただ、あのニュースを見た瞬間に湧いた自分の感情が、どこか冷静で、どこか論理的で、「人はなぜそうするのか?」という視点に向かっていたことに、自分らしさを強く感じるのです。

人の行動が理解できないと感じた時、実はあなたの強みが働いている|違いを活かすチーム作りのヒント

そんなふうに、自分と他人の感じ方や捉え方の違いに敏感になったのは、ウェルスダイナミクスという理論を学んでからです。
ウェルスダイナミクスは、人の「強み」や「自然な才能」を明らかにするプロファイリング手法で、すべての人を以下の4つの周波数の組み合わせで捉えます。

ウェルスダイナミクス
  • ダイナモ:アイデアを生み出す力に優れており、未来志向。新しいことにワクワクする創造型。
  • ブレイズ:人とのつながりに強く、感情的なつながりや共感力に長けている。空気を読むのが得意。
  • テンポ:今ここに意識を置き、周囲の状況を見ながら調和を保とうとする安定志向の持ち主。
  • スチール:論理的・分析的思考に優れ、物事を構造化して捉えるのが得意。効率や正確さを重視。

私自身はスチールの特性が強く、何かを見たり聞いたりすると、まず「なぜ?」「どうして?」というロジカルな問いが先に出てきます。
だからこそ、万博閉会に対して「感傷的になる」という人たちの姿に、感情的な共鳴よりも意味を探る思考が先に立ってしまうのです。

逆に、真逆にあるブレイズの周波数が強い人は、人の想いや絆に深く共感します。
きっと同じニュースを見て、「ああ、気持ちわかるなぁ」と自然に感情を動かされるはずです。

こうした違いは、良い悪いではなく、ただ「違うだけ」です。
そしてこの「違い」を理解しているかどうかで、コミュニケーションの質は大きく変わってきます。

たとえば、ダイナモ型の社長が新しいアイデアを思いついたとします。
そのとき、それぞれの周波数の人がナチュラルに思うことは以下のようになりがちです。

  • ブレイズ:「誰がやるの?」
  • テンポ:「いつやるの?」
  • スチール:「どうやるの?」

しかし、これをそのままぶつけてしまうと、せっかくの創造的な発想にブレーキをかけることになりかねません。
ダイナモの人にとっては、「せっかく思いついたのに否定された」と感じてしまうのです。

ここで大事なのは、自分のナチュラルな疑問を一度自分自身に問い直してみることです。

  • ブレイズ:「誰を巻き込んだらできるだろうか?」
  • テンポ:「それをやるのに適したタイミングはいつだろう?」
  • スチール:「どうすれば実現できるだろう?」

このように問いを変えるだけで、その先でなされる会話は前向きに進み始めます。
つまり、アイデアを否定するのではなく補完するのです。

チームとは、本来それぞれの強みを活かし、互いの弱みを補い合う関係性です。
相手の足りない部分を責めるのではなく、そこを埋めてあげられる存在になること。
これこそが信頼関係を築き、組織力を高める第一歩です。

人は誰しも、持って生まれた特性があり、それぞれが違うアンテナを持っています。
何に反応しやすく、何を見落としがちか。
それを知っておくだけで、周囲との関係性は劇的に変わります。

冒頭の万博の話のように、これまで 「なぜ、こんなことで感傷的になるのか」と思っていた私は、今では「この人たちは大切な思い出をしっかり心に刻んでいるのだな」と受け止められるようになりました。

あなたも、自分の強みで誰の弱みを補完できるか考えてみませんか?

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それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。


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