おはようございます。Life Quest Allianceの福永です。
激務、プレッシャー、目まぐるしく変わる環境。
私が楽天グループで過ごした19年間は、まさにそんな毎日の連続でした。
しかし不思議なことに、会社で毎年実施されるストレスチェックの結果は、いつも「ストレスなし」。
正直、形式的なものだろうと高を括っていたのですが、先日ある出来事をきっかけに「自分は本当にストレスを感じにくかったのだ」ということに気づきました。
ストレスを減らす働き方は、“誰もが持つ才能”にあった
先日、かつての楽天時代の上司を相手にウェルスダイナミクスのセッションを実施したときのことです。
私のプロファイルは「ロード」で、スチール周波数のど真ん中に位置する特性です。
周波数の説明をしている中で、上司が放った一言が印象的でした。
「これ、福永くんそのものだね」
この言葉で、私の中で点と点がつながりました。
当時の私は、自分の持つ特性=スチール周波数を自然と活かして仕事をしていたのです。
だからこそ、多少のトラブルや人間関係の摩擦があっても、根底では「自分らしく働けている」という感覚があった。
これが、ストレスをあまり感じなかった大きな理由なのだと腑に落ちました。
つまり、自分の才能(特性)を活かした働き方ができていたからだったのです。
ただ、部長職に就いてからは状況が変わります。
部署のビジョンを描く、人間関係に目を配る、全体最適を考える・・・。
これらはスチールの特性とは真逆のエネルギーが求められる領域です。
つまり、私にとって自然体でいられない働き方が求められたのです。
ウェルスダイナミクスには、企業向けの「タレントスペクトル」というツールがあります。
これは、社員の仕事に対するマインドや視座を6つのレベルで可視化するもので、大きく「現場プリズム」か「管理プリズム」かに別れます。
管理プリズムに入ると、大勢の人と波長を合わせる必要があるため、自分の特性だけを活かしていればよい状況ではなくなります。
現場では優秀だった人が、管理職になった途端、パフォーマンスが下がるのはこの点も関係してきます。
私自身、管理プリズムの世界で求められるものと自分の特性のズレを感じたことが、独立という道を選ぶ要因の一つだったかもしれません。
今はあえて社員を雇わず、人を評価するという立場からも距離を置いています。
なぜなら、これは私にとって最も自然でストレスが少ない働き方だからです。
その分、大企業の規模の大きいチャレンジングな仕事もできなくなりましたが、どちらを好むかは人それぞれです。
私と同じように、自分の持つ特性と求められる役割のギャップに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
管理職にいながら現場思考が強い人、あるいは現場にいながらマネジメント適性がある人もいるでしょう。
だからこそ、自社の社員一人ひとりがどんな特性を持ち、どのようなマインドで働いているのかを見える化することは、企業にとって極めて重要です。
特に少人数の中小企業では、一人のミスマッチが全体の業績に与える影響も大きくなります。
あなたの会社は、社員全員が活き活きと働けていますか?
ウェルスダイナミクスの簡易診断テストは無料で利用できます。
社員全員の周波数を一度チェックし、適材適所の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
それが、企業と個人双方のパフォーマンスを最大化する第一歩になります。
それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。
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