おはようございます。Life Quest Allianceの福永です。
楽天が社内公用語を英語にしてからもう10年以上が経ちます。
当時、私はまったく英語ができませんでした。
基幹DBのデータが吹っ飛んでも頑張れたのに、初めて会社を辞めようと思ったことを思い出します。
日本人が英語を学ぶ際に壁となるものの1つが「発音」です。
例えば、「L」と「R」の発音の違いは永遠の難題のように思えます。
何年も学校で学び、何十回も聞いているのに、なかなか聞き分けられない。
そんな経験をされた方も多いでしょう。
しかし、たった数日でネイティブ並みに「L」と「R」を聞き分けられるようになる訓練法があるそうです。
その鍵は、適切なフィードバックにありました。
「見える化」とフィードバックが成長を加速させる
この実験を行ったのは、脳研究者の池谷裕二氏。
彼の著書『夢を叶えるために脳はある』で紹介されたこの訓練では、被験者の脳波を測定しながら発音を聞かせ、正しい反応が出るように脳を訓練するというものです。
一度脳が正しく反応できるようになると、その状態は数ヶ月経っても維持されたそうです。
つまり、「自分では気づけない感覚のズレ」を、脳波によって見える化することで修正できたわけです。
私たちは普段、自分の能力や反応を感覚で判断しています。
「なんとなく良さそう」「うまくいってない気がする」といった曖昧な判断では、学習や成長のスピードはなかなか上がりません。
これは語学学習だけでなく、ビジネスの場でも同じです。
努力しているのに成果が出ない、何を改善すべきか分からない。
そんなとき、適切なフィードバックを得ることで、一気に成長軌道に乗ることができます。
そこで重要になるのが、コーチやコンサルタントの存在です。
上司や同僚、飲み仲間との会話では得られないような、「的確な問い」や「内省の機会」を与えてくれるプロフェッショナルが、成長を後押ししてくれます。
コンサルであれば、あなたが持っていない知識やスキルを提供してくれもします。
初めての領域に挑戦する際、手探りで進むよりも、経験豊富なコンサルタントからのフィードバックを得るほうが、圧倒的に早く成果に近づけるのは明白でしょう。
例えば、あるクライアントさんから「データをこう集計したい。できたらここまで細かく分類できるといいんだけど」と相談されたことがありました。
その場で内容を確認し、「それなら、こうすれば自動でできるようになりますよ」と、5分ほどで今後も自動集計される形にして差し上げたところ、「そんなに簡単にできるの?」と驚かれていました。
本人にとっては「難しい」と感じていた課題も、外から見ると明確な解決策がある場合は少なくありません。
だからこそ、プロからの適切なフィードバックは、思っている以上に価値があるのです。
池谷氏は、「人は適切なフィードバックと訓練によって、脳の特定の箇所の細胞を自在に発火させられるようになる」と言います。
これまで不可能と思っていたことですら、適切なフィードバックを受ければでできるようになるということです。
あなたは今、どんな課題に対して適切なフィードバックを必要としていますか?
それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。
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