あなたの人生の質は「誰と付き合うか」で決まる。
そう言われたら、少しドキリとしませんか?
これはビジネスの世界でもよく知られている話ですが、「最も親しくしている知人5人の平均年収が、その人の年収だ」とも言われています。
つまり、私たちが誰と親しく付き合うかは、知らず知らずのうちに私たち自身に強く影響しているのです。
付き合う人が未来を変える
「誰と付き合うのか」を意識することは非常に大切です。
先週お伝えしたウェルスダイナミクスにはウェルスネットワークという理論があります。
これは、目的を持って効率的に必要な人脈を築いていこうとするものです。
もちろん、すべての人間関係を白か黒かで単純に判断できるものではありません。
大切なのは、自分の目指す方向とズレたネットワークに引きずられないこと。
付き合う人を「選ぶ」のではなく、「意識する」ことがポイントになります。
私は仕組み化や計測、分析などの裏方に強みがある一方で、人付き合いは大の苦手です。
一時期は、その苦手意識を克服するためにコミュニケーションを学んだりもしました。
おかげで前より少しはマシになったと思いますが、できるようになってもエネルギーは多く消耗してしまいますし、なるべくなら避けたいと今でも思います。
今は、自分の苦手を克服するより、それを得意とする人とつながることを意識するようになりました。
経営者交流会に参加して頑張って人脈を広げるのではなく、多くの人脈を持っている特定の気の合う人との関係性を深める。
そして、彼らから案件をご紹介いただく。
それを意識するようにしました。
ありがたいことに、彼らとの交流を通じて新しい案件の紹介が増えてきました。
まさに「フォーカスしたところにエネルギーが流れる」という原則の体現だと感じます。
また、そういう方たちは何かと気にかけてくれます。
たまに声をかけていただき、その時にいただくご意見が実際のコンサルに活かされることも多くあります。
自分が苦手としていることを得意としているため、私とは違った観点での指摘をありがたく思います。
紹介していただいた仕事は、言わば信用の橋渡し。
そこには「紹介者の顔に泥を塗れない」という責任も伴います。
だからこそ、一つ一つの機会に真摯に向き合い、「紹介者」「顧客」「自社」が三方よしになるよう頑張っていきます。
あなたが今必要としている人はどんな人たちでしょうか。
その人物像が思い浮かんだら、ぜひ意識を向けてみてください。
その瞬間から、あなたの未来は静かに、しかし確実に変わり始めます。
それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。
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