おはようございます。Life Quest Allianceの福永です。
先日、日本テレビの番組「カズレーザーと学ぶ」を観ました。
この回のテーマは「芸能人が考えた法律はアリ?ナシ? 専門家とともに徹底議論」というもので、現在ある法律やルールの是非について深く考えさせられる内容でした。
この番組を観て、私たちの身の回りにあるルールについても改めて疑問を持つことが重要ではと感じました。
ルールの棚卸しで生産性を上げる
私たちの生活や仕事の中には、憲法や法律、条例といった公的なものから、社内ルールや家庭内の決まりごとまで、大小さまざまなルールが存在します。
これらのルールの中には、今でも有効で守るべきものが多くあります。
しかし、時代の変化とともに、その役割を終え、不要になったものも少なくありません。
特に、社内のルールについて考えてみると、就業規則など法律に基づいて作成されたもの以外に、過去の失敗を繰り返さないために導入されたものや、社員を管理するために設定されたものが数多くあります。
これらのルールは制定された当初は有効だったかもしれませんが、業務環境の変化やツールの進化、社員の働き方の多様化によって、むしろ業務の効率を阻害する要因になっていることもあります。
こうしたルールは、定期的に見直しを行い、不要なものは適宜廃止することが望ましいでしょう。
ただし、単に「このルールは不要だから廃止しよう」と一方的に主張するのではなく、そのルールがなぜ作られたのか、その背景を理解した上で議論することが重要です。
また、「ルールが合わないから従わない」という姿勢ではなく、より適切な形に変更するための努力をすることも求められます。
番組では、救急車の有料化や親子の縁を切ることができる法律が提案されました。
医療現場の逼迫や子どもの虐待問題などを背景に、これらの法律を見直すべきだという意見です。
専門家の見解も聞きながら議論が重ねられ、最終的に賛成・反対の意見が交わされていました。
このような議論の場を設けることで、多角的な視点からルールの必要性を検討することができるいいテーマだと思いました。
社内のルールについても、ただ押し付けられるものとして捉えるのではなく、「より働きやすい環境を作るために、何をどう変えたらよいか」という視点で議論を行う場を設けることが大切です。
社員が主体的にルールを見直し、改善していくことで、働く環境への納得感が生まれ、組織全体のパフォーマンス向上にもつながるでしょう。
ルールは人が作るものであり、決して完璧ではありません。
だからこそ、定期的な見直しを行い、現状に即した形にアップデートしていくことが求められます。
あなたの職場でも、現在の環境に適したルールとは何か、一度考えてみてはいかがでしょうか。
それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。
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