願望を叶える瞑想

月曜朝会

先週の月曜日、鎌倉で開催された経営者向けの瞑想会に参加しました。
経営者ばかりが参加するので、単なるリラックスを目的とした瞑想ではなく、願望を達成することをテーマに瞑想を行いました。

願望を叶える瞑想

あなたは願望を持っていますか?
これまでに持った願望のいくつかは叶いましたか?

「夢は見るもの、目標は叶えるもの」という言葉があります。
私自身、願望とは夢の一種であり、曖昧で際限のないものだと考えていました。
たとえば、「日々美味しい食事をしたい」という願望を持っていたとして、どんなに美味しいものを食べても「もう美味しい食事はいらない」とはならないものです。
つまり、願望はそもそも叶わないものなのではないか、と。

しかし、この瞑想会では違う視点が提示されました。
願望の定義が違うということもありますが、そこでは「人間は元来ネガティブであるため、願望が叶わない」というものでした。

人間がネガティブなのは、本能的に危険を回避しようとする脳の仕組みがあるからです。
新しいことやリスクを伴うことに対して、私たちの脳は無意識にブレーキをかけてしまいます。
そのため、普段の生活の中で願望を抱いても、心のブレーキが働き、実現しないまま終わってしまうことが多いのです。

そこで活用されるのが瞑想です。
瞑想をすることで「今ここ」に意識を集中させ、余計な雑念を排除することができます。
そうすると、ネガティブな思考が抑えられ、実現したい未来に向けたアイデアや行動が生まれやすくなるのです。

この考え方は、私が日々行っている「感謝の坐禅」とも共通していました。
私は坐禅の中で、一通り感謝を唱えた後に、今困っていることや叶えたい目標について自分自身に問いかける時間を持っています。
そこで問いかけたことについて、あれこれ思考を巡らすこともありました。
しかし、問いかけた後に考えてしまうとネガティブ思考が生まれてきてしまいます。
問いかけた後は思考を手放して、自然に任せるのが良いのだなと思いました。

また、瞑想をしながら願望に意識を向ける際には、それが叶った状況をリアルに感じることが重要だと学びました。
具体的には、NLP(神経言語プログラミング)でいうところのVAKの体験、つまり、視覚(Visual)、聴覚(Auditory)、体感覚(Kinesthetic)を通じてその状況をイメージすることです。
何が見え、何が聞こえ、その場にいる自分がどのように感じているかをリアルに思い描くことで、願望の実現がより具体的になり、行動につながりやすくなります。
瞑想もNLPも実践していましたが、その2つを同時に行ってはいませんでしたので、これまでの学びが融合されていく感じでした。

ビジネスパーソンとして日々様々な課題に直面している方も多いでしょう。
それらを解決するヒントは、日常の中に静かに心を落ち着ける時間を持つことにもあります。
1日5分でも良いので、心を静め、叶えたい未来をリアルに感じてみることで、新たな気づきや行動のきっかけが自然と生まれるかもしれません。
是非、今日どこかで静かに心落ち着かせる時間を設けてみてください。

それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。


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