情報を得るために、情報を止めよ

月曜朝会

おはようございます。Life Quest Allianceの福永です。

あなたは日々スマホから情報を取得していますか?
そこから得られる情報は、どんなものでしょうか?
仕事に有益な情報や興味関心のある情報もあれば、ただ面白いだけ、ただ流れてきただけの情報もあるかと思います。

あるクライアントは「最近は昔ほど積極的に情報を得ることが減った」と語っていました。
しかしその原因は、情報への興味が薄れたからではなく、むしろ「情報が勝手に押し寄せてくる」からだといいます。

あなたも「そういえば⋯」と思うことはあるでしょうか?

情報を得るために、情報を止めよ

スマホやSNSの普及により、私たちは過去に例を見ないほど膨大な情報に触れています。
スマホの興味のある通知に反応したとしても、一旦SNSを開けば関連する記事や動画が次々に目に飛び込んできて、気づけば本来の目的を忘れ、時間だけが過ぎていってしまう。
こうした経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

スマホを手にすればいつでも情報は手に入る時代。
しかし、私たちが触れている情報は本当に有益なものでしょうか?
SNSやYouTubeなどは、あなたが興味のありそうな情報を選別して流してくれますが、あくまでも企業側の基準で選ばれた情報です。
あなたの人生を豊かにする情報は、その中でどれだけあるのでしょうか?

情報過多の問題は、ただの「時間の無駄」では終わりません。
むしろ、最も恐ろしいのは有益な情報がノイズに埋もれて見えなくなることです。
ついスマホを手に取り、意図せず不要な情報に引き込まれる。
私たちはそんな環境の中で日々過ごしています。

ある調査によると、私たち現代人が1日に触れる情報量は江戸時代の人の一生分に相当するといいます。
その情報の中で、果たしてどれほどがあなたの人生に影響を与えるものでしょうか?
前述のクライアントは、自分にとって不要な情報を減らすために、具体的なアクションを取ることを決意しました。

現代において本当に必要なのは、「どんな情報を得るか」ではなく「どんな情報を止めるか」です。
そのクライアントはスマホの通知を減らす、休日はスマホから離れるなどを宣言しました。

私も仕事に必要な通知以外のスマホ通知をすべてオフにしています。
SNSもYouTubeも、元々あまり見ません。
なぜなら、それらがもたらす情報が必ずしも自分の人生を豊かにしてくれるとは限らないですし、ダラダラ見続けてしまう誘惑に勝てないからです。

代わりに、本を読む時間を増やしました。
自分が興味を持ち、今必要だと感じる本を年間100冊以上は読みます。
インターネットから得る断片的な情報ではなく、著者が何年もかけて積み上げた知見に触れることで、より深い学びを得ることができるからです。

情報を取捨選択する上で大切なのは、「この情報が自分にとって必要かどうか」を常に意識することです。
次のような視点で情報を見極めてみましょう。

  • 目的に合致しているか?
    SNSを開いた瞬間、関係のない情報に引き込まれていませんか?自分の目的を確認しましょう。
  • 信頼できる情報か?
    ネットの情報は玉石混交。出典が明確なものや実績のある情報を優先的に取り入れるべきです。
  • 行動に結びつくか?
    得た情報を実際の行動に活かせるかどうかを考えると、自然と本当に必要な情報が見えてきます。

情報に囲まれた現代だからこそ、意識して「情報を止める」ことが人生を豊かにする第一歩です。
スマホやSNSを手放す必要はありませんが、自分にとって本当に価値のある情報だけを厳選し、それ以外を排除することが大切です。

あなたは人生をより豊かにするために、まずどの情報を止めますか?

それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。


本朝会をメールにて配信しています。
仕組化やビジネスで役立つノウハウや、弊社が今気になっていること、考えていること、世の中の興味関心事などを毎週配信していますので、ぜひご登録ください。

ただ今、月曜朝会登録でPDCA-S実践サービス紹介セミナーの動画をプレゼント中です!
明日から使える会議の改善や中小企業の仕組化の事例などもご紹介しています。

月曜朝会 月曜朝会登録フォーム

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です