思い込みを取り除く一言

月曜朝会

おはようございます。Life Quest Allianceです。

皆さんは会社で飲み会を開催しますか?
コロナでの自粛以降、またZ世代の部下の増加により、飲みニケーションは減少傾向にあるようですね。
私も会社員を辞めてから頻度はぐっと減りました。

実は「会社の飲み会はやってはいけない」と聞いたらどう思いますか?

思い込みを取り除く一言

皆さんは「識学」というものをご存知でしょうか?
株式会社識学のHPを見ると、

識学(「意識構造学」の略)は、組織の”継続的な成長”を実現するためのマネジメント理論です。

と書かれてあり、多くの企業で組織作りに成果を上げられています。

ただ、この識学のやり方には賛否両論があります。
識学を導入すると人間味のある組織ではなくなるとも言われます。
社員を数字で管理し、モチベーションを上げることは必要ないとの理由で、飲み会すら否定されることで会社が殺伐としてしまうと。
識学の導入を辞めてしまった会社の話から、識学はダメなんじゃないかという声がチラホラ聞こえてくるのです。

ただこれ、本当なのでしょうか?

以前、識学の方にお話を伺う機会がありました。
その際、「識学を導入してうまく行かない企業はなぜ出るのか?」という質問に対して、「識学のコンサルタントが表面的に識学の仕組みを企業に導入してしまった場合に多い事例」とおっしゃっていました。
本来行われるべき改善がなされず、成果よりも過程の痛みが大きくなってしまい途中で止められてしまうのだと。
これは識学側の問題であり、コンサルを継続して育成しますとおっしゃっていました。

一方、飲み会については会社側、特に社長に問題があるのでオススメしていないそうです。
社長が現場との飲み会で上司の困った話を聞いた際、「俺が言っておいてやるよ」と安請け合いしてしまうことがあります。
その言葉を聞いた部下は「自分は間違っていなかった。やっぱり上司の方が間違っていたんだ」と思います。
そうすると、もうその部下は上司の言うことを聞かなくなり、組織が崩れる原因になるのだと。
多くの中小企業の社長は部下にいいところを見せようとこういう対応をしてしまう。
いや、特に考えもなく言ってしまうのでしょう。
だから、安易な飲み会はやらない方よいとおっしゃっていました。
ちなみに、この場合の正しい応対は、「そうなんだね。上司ともう一度話してごらん」と、上司と部下の間で解決するよう仕向けることだそうです。
この対応ができるなら、どうぞ飲み会でも何でも行ってくださいとのことでした。

世に出回っている噂や評価と、中にいる人に直接その真意を聞くのとでは、認識に大きな違いが生まれます。
これ、他人に対しても一緒です。
自分の目と耳で直接確かめていないものは、ただの思い込みです。

私たちは面白おかしい話ほど「そうなんだぁ」と鵜呑みにしてしまいがちです。
しかし、「それは本当なのかな?」と、ひと呼吸置いて事の真偽を確かめることが必要なのです。
それが自分と直接関わり合いのある人のことなら尚更ですね。

思い込みは重いゴミです。
そんなものはさっさと捨てて、より良い人間関係を作っていきましょう。

それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。

それでは皆さん、今週もよい一週間をお過ごしください。


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追伸

最近、安藤広大さんの著書3部作『リーダーの仮面』『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』を読みました。
いろいろと参考になる部分が多かったです。
現場の方は『数値化の鬼』、マネージャの方は『リーダーの仮面』、経営層は『とにかく仕組み化』を読むと良いそうです。
ご自身のポジションにあったものをぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

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