ChatGPTを利用した効率的なコンテンツ作成

ChatGPTに代表されるAIを利用した仕事の仕方は今後益々重要になってくるでしょう。今回はChatGPTを使ってコンテンツを作る方法についてまとめました。


皆さん、こんにちは。
Life Quest Allianceの福永です。

皆さんはChatGPTをどれくらい使っていますか?
私は先日、ある会社の商品企画の手伝いをしている中で、アイデアをブラッシュアップするために使ってみました。
大枠は考えていたのですが、今ひとつその会社のメリットが薄いなと感じていました。
そこでChatGPTにこれまで考えてきたことを打ち込んでディスカッションをしたところ、良さげなメリットを見出すことができました。


ChatGPTは上記のような企画だけでなく、コンテンツの作成にも使用することができます。
ChatGPTを利用すれば、時間とコストを減らしつつ自然な言語でコンテンツを作ることが出来ます。
また、自分にはなかった視点を学習した大量のデータの中から新しいアイデアとして提供してくれます。

しかし、ChatGPTの効果的な使い方を知らなければ、効率的にコンテンツを作ることはできません。
今回は、どうやってChatGPTを使ってコンテンツを作成するのかを見ていきたいと思います。

1. コンテンツの下書き

下書き自体もChatGPTにお願いしましょう。
コンテンツの作成をお願いする時に必要になるのは以下の3つです。

  • タイトル
  • 要約
  • プロンプト

この3つを的確に与えることで、ChatGPTが書きたいテーマに沿った文章の下書きを書いてくれます。

ちなみに、プロンプトとは簡単に言えば、そのコンテンツの書き出しにあたる部分になります。
例えば、以下のような文章です。

・この記事では、XXXXについて詳しく説明します。
・XXXXについての最新情報をお届けします。
・XXXXの基礎知識をご紹介します。

プロンプトは単語やフレーズでも構いませんが、ChatGPTが生成する応答の方向性を決める上で重要な役割を担っています。

2. 生成された文書の推敲

ChatGPTは自然言語処理技術を利用しているため、人工的な言葉遣いや文法ミスなどは少なくなっています。
しかし、不必要な情報や誤った情報が含まれることもありますので、それらを修正する必要があります。

この文書も「ChatGPTを使った効率的なコンテンツ作りの方法」というお題を与えて作っています。
実は元の回答には1番目に行うこととして「事前学習」がありました。
しかし、学習プロセスは長時間にわたり、プログラミングスキルや高性能なコンピュータリソースも必要となるため一般人が行うには無理があります。
こういった点は読者に合わせて削ったり修正したりする必要があります。

3. コンテンツの要約

修正したコンテンツをChatGPTに読み込ませて要約をしてもらいましょう。
Twitterなどを想定して何文字以内でというように文字数制限をかけることもできます。
まだ試したことはないですが、自動翻訳で英語や中国語にしてコンテンツを多言語化しても良いかもしれません。


今回はChatGPTと対話をしながらコンテンツを作ってみました。
(「***」で囲まれている部分)
一番大事なのは「1. コンテンツの下書き」です。
ここで以下にテーマに沿った具体的なタイトル、サマリー、プロンプトを与えられるかが効率よくChatGPTを使ってコンテンツを作る秘訣になるでしょう。
今回は手探りで作ってみましたが、これから作るコンテンツにも利用して、より効率よく文書が作れるように試行錯誤していきます。

ちなみに、ここまでの文章をTwitter用に100文字程度で要約してとお願いして出来たものが以下。

ChatGPTはコンテンツ作成に利用でき、自然な言葉で短時間で作成できます。プロンプト、タイトル、要約を入力してChatGPTが下書きを作成し、修正して要約文を生成することができます。効率的な利用方法を知っていれば、多言語化もできる可能性があります。

内容は良く要約されていますが、続きを読んでもらえそうな感じはしません。
なので、「続きを読んでみたくなるような要約文を100文字で」とお願いしたところ以下のようになりました。

ChatGPTを使って商品企画のアイデアをブラッシュアップする際に、ChatGPTが提供する良さげなメリットを見出しました。ChatGPTはコンテンツ作成にも使用でき、自然な言葉でコンテンツを作ることができます。しかし、効果的な使い方を知らなければ効率的に作業することができません。具体的には、ChatGPTにプロンプト、要約、タイトルを提供して下書きを作成し、生成された文書を推敲し、最後にChatGPTに読み込ませて要約をしたものを多言語化することができます。

だいぶ良さげになりましたが、140文字超えているのでTwitterでは使えず。
でもこれを少し手直しすれば良いくらいにはなったでしょうか。

ChatGPTを上手く使うには、やっぱりどう問うかが大事ですね。

それでは、また次回。

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